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当院について
かかりつけ医
かかりつけ医として、いかなる病気に対しても相談に応じ、地域住民の皆様の健康維持推進に努めます。
早期発見、早期治療
がんや慢性疾患(高血圧、高脂血症、気管支喘息、糖尿病、腎臓病など)の早期発見、早期治療に努め、皆様の健康生活を支援いたします。
在宅治療
「寝たきりの方」や「通院困難な方」を対象に往診をはじめとする在宅治療に積極的に取り組みます。
時間外診療
時間外の急な病気でお困りの時は当院へお電話ください。直接診察できない場合でも、電話で対応・対処いたします。
検査機器
胸部・腹部レントゲン、腹部エコー、胃内視鏡、心電図、ホルター心電図、肺機能などの検査を行います。
リハビリテーション機器
各種理学療法機器を取り揃えて、腰、膝、肩の痛みや他の神経痛などの諸症状をやわらげます。
病院連携
入院治療や精密検査、他科診療が必要な場合は御希望の病院に紹介いたします。
アメニティへの配慮
公園に隣接したのびやかで清潔な環境で皆様に心身とも十分リラックスしていただけます。
主な診療内容
内科
- 内科全般治療
- 肝炎検査
- 肝炎治療
- 生活習慣病の診断治療(糖尿病、高血圧、高脂血症、痛風、動脈硬化)
- 肝炎・骨粗鬆症の治療 他
主な予防接種
- インフルエンザ
- 子宮頚がん
- 肺炎ワクチン
- 髄膜炎ワクチン
- B型肝炎
- A型肝炎
消化器内科
- 胃がん検診
- 胃がんABC検診 他
呼吸器内科
- 睡眠時無呼吸症候群
- 気胸
- 肺炎
- 気管支ぜんそく
- 肺気腫・肺水腫
- 禁煙指導 他
小児科
小児疾患
- 風邪
- 気管支炎
- 肺炎
- はしか
- 水痘(水ぼうそう)
- おたふく風邪
- 膀胱炎
アレルギー疾患
- アトピー性皮膚炎
- 気管支喘息
- 食物アレルギー
- 蕁麻疹(じんましん)
その他
- 赤ちゃん・子供の皮膚のトラブル
- 便秘
- おねしょ
- 低身長
- 肥満
主な予防接種
定期予防接種
- BCG
- 三種混合
- 二種混合
- 麻疹
- 風疹混合
- 日本脳炎
任意予防接種
- 水痘
- おたふくかぜ
- ヒブワクチン
- 小児用肺炎球菌ワクチン
- インフルエンザ
その他
- 男性型脱毛症(AGA)の相談
- バイアグラ処方
- 禁煙指導(ニコチン依存症の方)
※健康保険適用
SAS(睡眠時無呼吸症候群)
- 昼間いつも眠い
- いくら寝ても眠い
- 朝の目覚めがすっきりしない
- 朝起きると頭が痛い
- 居眠りをよくする
- 記憶力・集中力が落ちてきた
- 夜間何度か目を覚ます
- 夜間何回もトイレに行く
- いびきがうるさいとよく言われる
- 精神的に不安定になる
以上の質問に3つ以上あてはまる方はSASの疑いがあります。かかりつけ医に御相談のうえ、睡眠障害専門医師の診断を受けることをお勧めします。
私達は一日の終わりに十分な睡眠が取れれば、日中に疲れもなく快適に過ごせます。
しかし、睡眠が不足すると日中の眠気や倦怠感のために仕事が身に入らなかったり、トラブルや事故の増加を招き、自分自身のみならず周囲の人にも多大な損害を与えることにもなります。
SAS(睡眠時無呼吸症候群)とは、眠っている間に呼吸が止まる病気です。症状は大きないびきです。そのいびきが10秒以上、時には60秒位消失し、再度激しいいびきが出現、その繰り返しが見られます。いびきは舌や喉頭の筋肉の緊張が取れて、空気の通り道が狭くなって発生します。ベッドパートナーの睡眠を妨げるような大きいいびきをかく人の7割に睡眠時無呼吸がみられると言われ、有症率は成人男性の4%、成人女性の2%といわれています。
SASになりやすい人の特徴として、太っている、首が短く太い、あごが小さい、舌や軟口蓋が肥大しているなどがあります。小児にもこの病気があり、ほとんどアデノイドや扁桃腺肥大が原因です。この病気が治療されないまま放置されると、高血圧症、心筋梗塞、脳卒中などの病気の発症や悪化の原因となり、居眠りによる自動車事故や仕事上のトラブルなど生活上の危険が増えます。
治療法には、状態や症状に合わせて幾つか選択肢があります。広く行われているものに、持続陽圧呼吸(CPAP)療法があります。鼻にマスクをつけ、一定の圧を加えた空気を送り込むことによって上気道の閉塞を取り除き、睡眠中の気道を確保する方法でほとんどすべての患者さんにとって有効な治療法です。
COPD(慢性閉塞性肺疾患)
COPD(慢性閉塞性肺疾患)とは、慢性気管支炎、肺気腫または両者の併発により引き起こされる閉塞性換気障害を特徴とする病気です。この閉塞性換気障害は、慢性気管支炎による気道病変と肺気腫による肺胞病変とさまざまに組み合わさって起こります。
通常、COPDによる閉塞性換気障害はゆっくりと進行し、不可逆的です。慢性気管支炎は、慢性または反復性に喀痰が増加する状態で、このような状態が2年以上続き、1年のうち3ヶ月以上、大部分の日に認められる状態です。肺気腫は、終末細気管支より末梢の気腔が異常に拡大し、肺胞の破裂をきたす病態です。
慢性気管支炎および肺気腫の95%は喫煙が原因と考えられています。実際、COPDは60歳以上の男性に圧倒的に多く発症し、その年代層の人が青・壮年期だった頃の日本人男性の喫煙率は80%以上と言われています。喫煙を開始して20~40年経過してCOPDが発症してくることを考えると、おそらく患者数は、予備軍も含めると1千万人以上と推測できます。
したがって、治療の第一歩は禁煙です。禁煙するためには、本人の強固な決意と家族や医師のサポートが必要です。禁煙に成功した後に、はじめて本格的な治療と自己管理が開始されます。たとえ禁煙に成功したとしても、そのまま放置しておけば病気は確実に進行していきます。これには加齢の要素も加わってきます。人の肺は加齢とともにその伸縮性が低下し、ガス交換率も低下していきます。
COPDの患者さんにとって最も重要なのは、慢性安定期といわれる時期の治療と管理です。専門医に相談しながら適切な薬物療法を開始します。また同時に呼吸のリハビリテーションも必要です。
栄養管理もCOPDの自己管理には必要不可欠です。重症になったならば、在宅酸素療法(HOT:home oxygen therapy)が必要になります。このようなHOT施行の段階で最も必要とされるのが自己栄養管理と積極的なリハビリです。いざという時には外科療法もあります。不撓不屈の前向きな強い意志が、あなたに明るい未来を約束します。